自分メンテナンス~オーベルジュ~
今年のうち、かなうリストにも挙げたオーベルジュ。行ってきました。ご飯、すっごく美味しかったです。
くれは、どうやら嬉しいことがあると。イラストのように、手をぐってして、握った手を鈴でも入っているように、左右に振るらしいです。自分の動きって、無意識だから分からないですが。
長くなるので畳んでおきます。あと、お料理の写真がちょいちょい出てくるので。空腹の方は、気を付けてくださいね。
今回も、乗り物に弱い私仕様で近場です。近いのに、こんな所があるなんて、知らなかったな。お世話になった宿は、こちら。
湯河原駅から、バスで10分ほどです。歩けなくもない距離ですが、駅からだと上り坂が続くので。行きはバスをお勧めします。
それと旅館の構造が古いのか、エレベーターがありません。普通に遊びに行くのは、問題ないですが。例えば家族旅行などで、おじいちゃん、おばあちゃんと静かな場所で…とお考えでしたら。一度、行かれる方と、宿にあまり階段を上り下りしない部屋がないか、確認されたほうが良いと思います。
こちら一人旅プランがあるので、そちらをお願いしました。ちょっと割安でして、理由としては。部屋にお手洗いがなく、一度廊下に出ること。あと3階なので、ちょっと上り下りがひつようなこと。泊まってみてですが、そんなに不便ではなかったです。
方向音痴の私は、壁にある案内を見ないと、部屋までたどり着けなさそうですが(笑)
ともあれ、美味しいご飯に、かけ流しの源泉と、魅力満載でした。
マイナスイオンを浴びに
私が行った木曜は、朝から関東は大雨で。電車のダイヤ乱れがあるような、天気でしたが。午後に向かう予定でしたので、予定通り湯河原につきました。雨もちょうど止んでいたので、ホテル近くの万葉公園に行ってきました。
多分、来月になれば紅葉で染まったなか、森林浴ができると思うんですが。まだ青々としていました。今回は滝の音を聞きに行ったので、私は楽しく過ごせました。
足湯なども、公園内の施設でありますが。午前中の大雨の影響か、閉鎖されていました。独歩の湯なんて名前もありますし。隣に文化会館みたいな建物があって、湯河原によく来ていた文豪の話が、ちらっと載っていました。文豪とアルケミストも、文豪ストレイドッグもタイトルは知っていますけど、それほどでも…。
滝、おすすめです。
いよいよ、お宿です
公園から5分くらい歩いて、最後に坂を50mくらい上ると、上で紹介しましたホテルに着きます。私が玄関に入って、ホテルの方に施設案内いただいていると、ザーっと雨が降り始めました。なんて良いタイミング。思えば旅行のとき、傘を持ち歩いているんですが。使ったためしがないな。
今回もチェックイン早めの161時ですので、まず温泉です。こちらのサービスで。混んでいなければ40分間、2つのうち、どちらかの温泉を貸し切りにできます。
もちろん、一人のくれはも貸し切りは可能。露天は大雨なのでやめて、石風呂を貸し切っちゃいました。ひろびーろ贅沢に独占です。なんだか楽しくって、歌を歌いながら温泉に浸かっていました。一人きりだし、いいよね。
お待ちかねのディナータイム
食事は、ホテル内の食堂で食べます。オーベルジュにも色々あるようですが、こちらは浴衣でリラックスして食事ができます。ホテルによってはドレスコードとか、日本国内はないのかな?
※料理の写真が続くので、空腹の方は一度お茶でも飲んでから、続きを見てください。あと、感想は個人的なものです。美味しんぼ、みたいに語れません。
前菜、お造りと続くんですが。フルコースなので、特に私がお気に入りの料理について、話していこうと思います。
そうそう、お刺身が苦手なくれはですが。お造りは相模湾で採れた、白身魚3種。イサキ、ウマヅラハギ、ホウボウなので全部食べられました。えらーい。
「やまゆりポークのコンフィ。薩摩芋のニョッキ マスカットとレーズンのアグロドルチェ」
甘みのある、柔らかい豚肉で。添えられたディルと一緒に食べると、爽やかな味わい。アグロドルチェというのは、イタリア語で甘酸っぱいという意味です。鴨肉のオレンジソース、みたいな料理が好きなくれは。ぶどうのソースが、秋っぽくていいですよね。バルサミコ酢に近い風味ですが、果肉が残っているので。デザートのソースになりそうなほど、甘さがあります。
添えられているニョッキは、茹でているのではなく挙げられているのかホクホク。肉やソースとは違った甘さです。この料理の前が、前菜、お造りと塩気の利いたものだったので、一層甘く感じたのかもしれません。
「本日のグリル ずわい蟹と長葱の煮込みソース」
この日はサワラです。ほんのり優しいお料理なんですが。魚の後味の臭みを消すためなのか、味を締めるためなのか。柑橘の香りが、噛んでいくとします。皮らしいものもなく、ちょっと不思議。それと柑橘の、と書きましたが。レモンではなさそうでした。カボスとかミカンのような、レモンほどきつくない香りでした。何だったんだろう。でも、すっっごい美味しかった。
「黒毛和牛のタリアータ 季節の茸添え 粒マスタードのソース」
おにく、きたー。お皿のお肉は、肩ロース。ちゃんと噛んで味わえる、ほどよい肉。キノコはマイタケ、ヒラタケ、お肉に隠れて刻まれたマッシュルームがいます。
このお皿が来てるころ、だいぶ酔っていて。美味しくって、段々気も緩んできたのか。食べるごとに、一番最初のイラストにあるような、おててふりふりポーズをしていたらしいです。サーブしてくれた、ホテルマンさん、すみません。食事が美味しくって、つい飲んでしまいました。そう、私くれは下戸。
デザートが来たくらいから、ものすごい眠気が…。しかし直ぐに立ち上ると、フラっとしそうなので。ちょっと食休みしてから、戻りました。
美味しいからって、ペースを早めたのが敗因です。飲むとしても1口ずつ、ゆっくり頂くようにします。
おうちに帰る時間だよ
朝ごはんは、和食です。写真が切れてますが、アジの開きもいます。ご飯のお供用に、しらす、梅干し、葱みそ、塩辛などのミニ皿がついています。お味噌汁も、魚のアラ出汁。
ホテルから海は見えませんが、帰りのお土産屋さん。干物や鮮魚、あと忘れてならないカマボコ。海の幸が好きな方は、私以上にお食事、楽しめそうです。
チェックアウトして、名産品きび餅を買って帰りました。本当は竹内栖鳳の日本画が飾られている、美術館に行きたかったんですが。あいにく次の展覧会の準備で、休館中でした。良いホテルだったので、近いし、また行こうかな。
長くなりましたが、かなえたいリストもとい、野望を1つ達成できました。やりたいこと、まだまだあるので。次に挑戦します。今、夕方ですが。朝ごはんが効きすぎてて、お腹が減りません(笑)。