世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

シャープペンと鉛筆の話

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 イラストを描くのに使っているシャープペンが壊れました。カチカチしても芯が出ない、という定番の故障ではなく。グリップのゲルが漏れていました。かれこれ8年くらいは使っているから、ビニールの劣化でしょうね。なんかベタベタするなと手元を見たら、あらビックリ。 

 私は筆圧があまり高くないし、ペンをぎゅっと持たないので、少し太めのシャープペンを選んでいます。それと少し重さがあって、重心が指でペンを持つあたりにあるとパーフェクトです。文字を書くには、芯が回転するなどして、いつでも尖っていると嬉しいですが。線に強弱がほしいので、あえて芯の先が斜めになるように描いたり。薄い影が描けるように、芯を長めに出すこともあります。芯の細い鉛筆として使っているわけです。

 鉛筆の芯だけを、シャープペンのように少しずつ出せる筆記用具もあります。「芯ホルダー」と呼ばれるもので、製図やデザインなどの仕事をする人は使ったことがあるのでは。私もステッドラー製のものが手元にあります。

www.staedtler.jp

 動画で説明もあるので、写真だけより分かりやすいですね。文房具屋さんで見たこと

もありますが、狭いお店だとどうだろう。画材屋と呼ばれる絵の具やスケッチブックなど、絵にまつわるものの専門店には置いてあります。私が芯ホルダーを使わないのは、よく通る道に画材屋がないこと。鉛筆くらいの太さなら、万年筆でイラストを描くことが多いからです。

 鉛筆の書き心地が好きな人にはオススメです。