世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

勇者警察ジェイデッカー【友永勇太】

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 物語にはジャンルと呼ばれる、話の筋書きとは別に要素として盛り込まれているものがあります。ミステリーでも天才1人で解決するもの、相棒が出てくるバディもの。恋愛もののドラマでも、幼馴染が良い、年下、ライバルが恋人に。など、ご自分の琴線に触れるものがあるはずです。

 私は異種が好きなようで、魔界の住人やメカと心通わせるものも好きなんです。

 ロボットものというば、一番の有名どころはガンダムでしょうが。勇者シリーズというのもありまして、熱くてお薦めです。

 

 今日描いたイラストは、その勇者シリーズの5作目、「勇者警察ジェイデッカー」。1994年から1995年まで放送されていました。

 警察が秘密裏に作った、警察ロボットAIデッカードと仲良くなる、小学4年生の友永勇太のお話です。物語の舞台が2020年なのを思い出して、描きました。

 AIという設定上、心があることで悩むこと、拗ねたり家出したりと。可愛らしいところもありますが、出てくるメカはどれもカッコいいし。話も後半になるにつれ、辛いものもありますが。カッコいいだけでは物語は成立しないし、子供だましは子どもに通用しないんですよね。

 理解し合えるはずのない、デッカードと勇太。2人が一緒にいると、なんでか嬉しくなるんですよね。人と人も言葉を尽くしても理解し合えないし、理解することなんて出来ないのだろうけど。それとは別に、友達やパートナーになるのが良いんだろうな。

 最初の勇者シリーズに出で来る、エクスカイザーも心と勇敢さが宇宙規模で大きく、好きなんですよね。この話は、また今度。