世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

ピンクの眼

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 グレーと青やピンクの組み合わせが好きです。黒に赤とかも、格好良くて好きですよ。両方の色が引き立つ組み合わせが一番ですが、色って面白くて冥土や彩度と呼ばれる数値が同じだと統一感が出ます。

 デジタルでの着色ならではですが、色が数値になっています。イラストだと目は蛍光発色するようにしてしまっていますが。加工前のピンクは、背景になっている暗いグレーと同じ明度です。色の説明は何度かブログにもちょろっと欠いていますが、本格的に勉強したい方は色彩学という分野があります。メイク落としインテリアファッションなどを学ぶ方は必ず勉強します。色彩学の少し厄介なところは、光という物理現象を、生理学である眼で感受し、色の認知は脳という心理学。という3分野にまたがっていることです。なので色の組み合わせを考えるのに数値を用いて、統一感を図ることが可能です。イラストのハウツーなどでも色彩学の基礎部分は説明されているので、メイクの好きな方も見ると楽しいと思います。メイクの場合、人の肌に塗るので背景が白ではないから、より色彩学が生きると思います。

見落としてない何か

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 このところ何かを取り零している気がしているんですが「何か」はっきりしていません。私も人間なので集団の中にいると、無意識の集合体に感情が流されることがあります。集団バイアスというやつです。なのでニュースは極力、見ようと決めたタイミング以外は目にしないようにしています。

 まだ取り零したものが見つけられていませんが、心がザワザワしていて、あまり良い予兆でもないので。引き込もれるせっかくの世界ですから、着られるけど気に入っていない物を処分します。出かける機会が少ないから、必然的に出番だって少ない。というわけで、ゴミ袋に詰めてきます。思い立ったが吉日。

ピンクのインナー

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 夏は日差しが強いから、パキッとした原色など明るい色がよく映えます。淡い色もコントラストが分かりやすいんですが、白飛びもするから原色ほどは映えないのかな。私はあまり原色は身に着けないんですが、色としては好きなのでパスケースやキーカバーを原色にしています。鞄の中でも見つけやすいし。ただA5サイズくらいになると目に痛いので、手帳などは白です。好きな色があるって楽しい。

電線に乗るお兄さん

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 本当は電柱も描くべきなんですが、変圧器が何度描いてもポリバケツのゴミ箱になるので諦めました。電線の上に乗れるから、元気な幽霊なのかもしれません。昨日今日と久しぶりに晴れたので、青い空が描きたかった。

早くAIに仕事を奪われたい

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 久しぶりに頭の中の話を。長くなっちゃった。

 AIが進化すると、奪られる仕事なんて気になってしまう見出しでニュースがありました。覚えていらっしゃるでしょうか?
 私が今やってる事務職なんて、その筆頭ですが。私は早くAIに仕事を奪われたいです。メインとなる利益率の高い仕事というのは技術や時代と共に変わります。日本で輸出のメインだった石炭の仕事は、鉱山そのものが閉鎖して仕事として成立しなくなりました。燃料が石油に代わりましたからね。その代わり、命の危険に晒される人は減ったともいえるかもしれません。AI、もっというと機械のあるおかげで仕事の生産性、賃金への変換率が上がっています。今時、手書きで書類を作るのは労働と賃金のバランスを考えたら、やっている企業が少ないです。

 機械って少しまだ不便なところがあって、「こんな道具が欲しい」というアイデアを生み出すところまでは進化していません。やがては、仕事の手順を学習することで、必要な機械やソフト、人の代わりに働くプログラムが出来上がっていくでしょうが。まだまだ、そこに行くまでは時間がかかりそうです。

 私のやっている事務が身近なので例に挙げるんですが、まず書類やら計算を全部AIがやってくれら、どうでしょう。人が作業に費やす時間の1/3で完成するなら、人間は3倍、使える時間が生まれます。そこで企画やら手順の見直しなど、AIができないことに時間を使えます。

 私個人としては事務職よりも先に、営業という仕事がなくなると思っています。ビックデータと呼ばれる、無数の人の行動パターンを集積し、分析する技術があって、かなりの信頼度と精度を生み出しています。ネットサーフしていると広告が出てきますが、それは閲覧履歴を見てAIが判断している。となれば個人の好みはもちろん、たくさん広告を見せることによるザイオンス効果を発揮することで消費につなげやすくなります。

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 さて、そんな足を運んで、アポイントを取って、サンプルを持たせてなんてことをしなくてもAIが勝手に一種の洗脳をし、そのうちの何割かは無料サンプルの申し込みをしてくれるわけで。そその営業を人ではなく機会が休みなく勝手にやってくれるわけです。人間のすることは魅力のある商品を考えること。それもビックデータを使えば、必要な人の多い割合から教えてくれます。なら人間は何をするのか。


 機械もAIも、設計図があってこそ成立するものです。つまり冒頭で書いた「こんな道具が欲しい」というアイデアが必要です。その不満もAIが見つけることもできますが、作り出すということに関しては、まだ人間のほうが上です。

 それなら、もっとAIが進化して道具を作り出すところまで行ったら、人間はどうするのか。その時の社会の状態にもよりますが、歴史好きな私としては正当な人間の進化をしていた場合を仮定します。

 

 人の歴史は面白くって、財政や政治不安が起こると戦争が起き。社会情勢が安定すると、文化が栄える。これの繰り返しです。多少は学習して大きな戦争を起こさないように、止めるような努力はしているっぽいですが。実は後から思うと、止められたんじゃないか?と思うようなものも多いです。それは人が集団で生活しているから、空気に飲まれてしまうこともあるからです。試合相手が強豪校で、絶体絶命でも、どんでん返しがインターハイや甲子園って起こります。きっとAIは強豪校の勝率90%とか判定するんですけど、結果がその通りにはならないことって。ままあります。これだけ資料のあるマーケティングでも、当たると思った商品が全然売れなくて。なんでと理由がわからないのに生産の追い付かないものもあります。人って予測できないことをするから、好きなのです。

 そんなランダム使用なことに加えて。安定した社会情勢で生まれる文化は、人の心も安定されるからそこ新しいアイデアや、必要でない欲求も生みます。燃費のために必要な食事でなくて、おいしいものを食べるために食事を選びますよね。そういう話。

 必要なものを求める、つまりAIにしたら「ミッションをこなすための課題が予測できない」という点が大事なんです。どこまで行っても便利と楽とを求めますが。満足感というのは人によって形が違います。形のあるモノなら、「見るだけでよい」、「持っていたい」、「自慢したい」と満足感の様態が違います。

 もしもミッションや課題を作る側にAIがくることを不安に思うなら、その必要はないです。きっとその頃には、新しい仕事、職業が生まれていてAIも間に合わないと考えています。フランケンシュタイン・コンプレックスというんですが、「造られたものが想像主を超える」ことに恐怖を感じることです。まだAIが人と見分けがついていないのに、ロボット三原則があるくらいです。人が神を超えてはいけないのか、ということに関しては神話好きな私は何度も考えたので。ランケンシュタイン・コンプレックスに関しては、また別のところで。

 子どもが親より出世したり、知識を蓄えることを妨げることがあるんでしょうか。ないとは言いませんが、成長を喜ぶシーンですよね。個人対個人ならば成長だし、種族単位でみれば進化だと思うんです。

 AIによって人間が働かなくても良いほどの生産性を生み、人間は誰しもが好きなことを楽しむ。そんな世界を私は望んでいるので早くAIには成長してほしいです。仕事を取り上げられるのが困る方は、仕事を自分で作りだせばいいですし。AIも機械も、自動修復マシーンもあるでしょうが、人が管理している可能性が高いです。人間が好きなこと、楽をしたくて古代からずっと道具を生み出しているのに、人はなかなか楽に手を伸ばしません。狩猟自体の昔から、逃げることが悪だったのか。しかし逃げる人がいるから、人間は絶滅していないわけで。私のなってほしい世界は、少数派なんでしょうか。

*1:ザイオンス効果(単純接触効果)というのは、同じものに何度も接触することで、好感度や親近感が上がる心理効果のことです。熟知性の原理という呼ばれ方もします。営業で何度も足を運べ、というのは間違いでもないってことですね。

ちょっと反抗期

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 ちょっとどんより気分なので、ツンツンしたイラストを。ツンツンしてもないか。

 家で仕事をしているせいか、ダラッとした毎日との境目が曖昧です。作業する部屋や場所を変えられないので、使うものや飲み物を変えてはいます。なにか良い切り替え方法がほしいな。

着崩したシャツ

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 定期摂取しないといけないスーツです。私の趣味に突き合わせてしまうんですが、スーツ好きは多いよ、きっと。

 気温が低めで過ごしやすい日でした。ただ気圧はちょっと機嫌が悪いのか、頭がキリキリ。このところバタフライピーという青いハーブティーが流行っています、見かけたことあるんじゃないかな。レモン汁を絞るとピンクにお茶の色が変わるアレです。私はブルーマロウという別の植物が元になっているけれど、同じように色の変わるお茶を常備しています。そう、青いものが好きなんですが。食べるもの、もっというと自然界の青色って少ないので気分をリセットするのに飲むことが多いです。定番のお茶もいいけれど、色々あると楽しい。