月と雨音

毎日のあれこれとイラスト

代理では御座いますが…

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 今日の神奈川は、ひんやり。こういう気温だと、つい描くキャラクターの服も厚くなりがち。逆もあって、上着や長い丈の好きな私では耐えなれない暑いときは、代わりにイラストのこに着てもらう。恐らくですが、お気に入りのモデルさんなどに「この服、このピアスしてほしい」という自分の願望ではないですが。理想の形を引き継いでもらうといいますか。写真ならコラージュすればいいし、ない空想の服なら描く。自分には似合わないけれど素敵なものを、似合うであろう理想の第三者に託す下さいこう書くと、随分と傲慢で押し付けがましいですね。

 人は誰しも「きっと相手はこんな人」という薄い膜のようなものを相手に被せ、その膜を越えると「そんな事するんだ」と驚き、喜び、怒り、勝手に期待を裏切られた気分になる。薄い膜は誰にでも簡単に引っ掛けることができ、自分にもかかっています。きっと自分にはできない、私なら失敗しない、私は真面目だからこんな事しない。ただ、あなたの被せたその薄い膜は、いつクローゼットから持ってきて被せたものでしょうか。人は毎日ほぼ同じことをしているし、同じような毎日だと思っているでしょうが。毎日が同じなら、水道から水は出ないし、スイッチ1つで洗濯から乾燥まで服が綺麗になることはありません。被せる薄い膜を先入観や思い込み、常識などと聞き慣らされた言葉にしてもいいですし。考え方や価値観のような、もう少し概念のようなものにしてもいいです。相手をそうやって膜のなかに押し込めているなら、押し込めているつもりがなくても見ているなら。一番膜に覆われていて息苦しくしているのは、自分自身なんじゃないかな。

 私は自分が「きっと間違う」「たぶん怪我する」「うまくいかなそう」と分かっていることを、あえてすることにしています。毎回じゃないですよ、10回思ったら1回くらい冒険するのです。薄い膜が破れるかもしれないし、やはり膜は頑丈だったと思い知るかもしれません。聞き慣らされた言葉は、よく耳にするからこそ頭から取り去ることが難しい。ならばいっそのこと、自分で無価値ですって証明すればよいわけです。ほらよくいうじゃないですが、前例がないから会社としては進行できないって。前例を作ってしまえばいいわけですよ。危ないことをやれ、というわけではなくて。怪我するにしても、かすり傷になりそうなものを選んでくださいね。友達の好きなキャラクターのセリフは「死ななきゃ安い」だそうなので、押し切ってしまうのも手です。友達が好きなキャラクターは言わずもがな、へし切り長谷部。私はホーホケキョな感じが好きです。