世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

脳内会議 その2

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 スーツ以外も描くんだけどな。はい、今日もスーツです。

 私は自分の感情の昂ぶりを抑える、もっというと殺すことがあります。なかなか人によっては理解してもらえないんですが、自分を俯瞰で見ている私がいる。3年前ですがブログにしていて、自分の頭の中で「普段の私」「常識人の私」「欲望の赴くままの私」のような人物が会議をします。

sena-kureha.hatenablog.com

 

 少し前に書いた、所属するコミュニティ「家族といるとき」、「友達というるとき」という違いではなくて。「○○のときの私」であっても、常に自分に近しい人が私のことを観察しているわけです。コミュニティの話は、こちら。

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  99%は私と同じなので表に出てくることはないんですが、私の場合は楽しくてテンションが上がって、いよいよ最高潮というときに落下します。ジェットコースターのレールのようなものですね。2015年に実写映画になった『脳内ポイズンベリー』に近いかも。脳内ポイズンベリーでは、結論を出すまでの様子を会議という形で表していて。議論を交わす人物は、感情を主軸に作られています。私はそこが感情だけではなくて、「経験則に基づく結論を言う私」「人が思う私像がしそうなことを言う私」「本などの知識により、成功率がどのくらいか説明する私」のような、もう少しデータを扱って会議をしています。

 冷静な私のような人が、止めておけと留めるケースが、まず出現度1位。その次に厄介なのが、そのテンションを上げていって昇華させるのではなく、ぐっと堪えて文字なり絵なり歌なり、とにかく一時保存して何かにぶつけようとする私も住んでいます。オタクの話が長いのは、よくあることなんですが。話していて盛り上がると、アイデアといいますか「あれは、○○だったんじゃない?」「こんな展開もありだよね」って話が広がりませんか?それをワイワイがやがや話すのは楽しいんですが。会話って水ものといいますか録音などしない限り、その場限りの突発的なものですよね。閃いた良いアイデアを後で書き留めようとすると、忘れる、あれです。無理なのは分かっているのに、なんとかして最高潮を集めたいみたいです。分かる、この構図で描こうって思っていても、メモもできない状況で。ずっとその構図のことを考えているのに、差し込みで他のものに気を取られると忘れてしまう。いい夢を見て起きた瞬間は覚えているのに、すぐ霧散するのも何とかならないものなんだろうか。