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セミナー受講の心得

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 今日はスーツと同じくらい好きな軍服を。
 タイトルにもあるように、私なりのですがセミナー受講の心得というか、こんな気持ちで受けていますという話です。

 結論を言うと「遊びに行く」です。詳しく理由を書いていきますので、ご興味ある方はお付き合いください。

  セミナーって色々ありますが、私の中で一番最初に受けたのは新入社員研修。はっきり言って、とーーってもつまらなかったです。入りたての隣の席の人の名前も分からないまま、厄介なことにグループ会社での合同研修で。え、待ってコミュ障、死んでしまう。そんな状態でした。幸い、私のグループには営業担当の方がいたせいか。チーム内の調整はその方がやってくれました。
 会社の研修って、すでに仕事をしている人事担当のような方が決めているんでしょうが。社会人にとって必要なことは当然教えてくれますが。なかなか時代錯誤の内容が多く、自分で好きなものを選べたら。そんな感想でした。正直、新入社員研修は役に立っていません。報告書を書くときに、てにをはを守らないと受け取ってもらえない理不尽さ。

 

 ※ここから先は分かりにくいので、セミナーの主催者を講師という言葉で書いていきま。

 昨日まで受けていたセミナーは、自分が行って見たくて受けたセミナーです。
 直接話を聞いてみたい、もっと詳しく知りたい。そんな気持ちで申し込みこみますよね。セミナー開催のことを知るくらいですから、ブログなりサイトで告知され募集しているものです。つまり普段の発信媒体を読めば、講師の考えを知ることが出来ます。より知りたいと思ってセミナーを申し込むわけですが、お値段もそこそこしますので皆さん「なんとしても受講料分は学んでこなきゃ」と思っていませんか。

 本がそうですが、いくら名著で人生の役に立つことが書かれていても。読む私達の知識や経験が足りないと、頭に入ってきません。講師の出版した本を読んで、事前に勉強したとしても、その知識やノウハウを読み解けるとは限りません。言い方が良くないですが、本などは売り上げを見越して作りますが、誰もが読めるように講師の考えをマイルドにしています。だからこそのセミナーですが、一言一句漏らさず聞きメモをとります。さて質問です。その取ったメモを一体、何回見返しますか?そのメモに書いてあることを読めば、講師の方の話を思い出せますか?メモに書かれている内容は、受講料に見合ったものですか?

 

 おそらく学校の授業の延長でメモって始めるんですが、先生の発言を全部書き留められないし。そんなことではないから先生は必要なことを黒板に板書します。見返すと授業が分かるわけです。実はメモって「聞く」ことと、必要に応じて選んで「書く」ことだけではなくて、「推測」や「気づき」も書かないとダメなんです。

 先生の話を聞いて「こうかな?」という、その授業に対し発見や、ひっかかりを書くことのほうが重要です。黒板通りではなくて、自分が思い出すために必要なことを書くんです。日記を書いたことはありますか?大きな行事でなくても、嬉しいことがあって。そのことを書いたら、思い出せませんか。例えこの日の日記に、あった人や、もらったプレゼントなど具体的なことがなくても。待ち合わせの場所とか時間とか。それだけでは思い出せそうもなさそうな、些細な情報であってもです。

 セミナーのメモも少し似ていて、せっかく講師の方の生きて動く姿に声、表情があるのに。メモを取ることに夢中で、下ばかり見て。しかも頑張って書いたメモは、見返しても全然役に立たないなんて。何のための時間だったんでしょうか。

 

 私は思いだせるように、楽しい時間にするし。アーティストのライブと同じで、なまで聞きたい気持ちと、応援の意味を込めて遊びに行きます。

 

 メモを取る練習もしないまま、高い受講料を払うし。メモが上手くいっても、アドバイスや、こうしたら良いのでは?という思いつきも、実際の行動に移す人は少ないです。私のこのファンタジーな考えは、昨日まで受けていたセミナーに従い。アドバイスのあったその日から、実践しています。他にも頂いたアドバイスは試していますよ。そうやって実践するのにも、メモばかり取っていると、書くことに囚われすぎて講師の言ったアドバイス。例えば「毎日、3つの喜びを見つけましょう」と言われ。なんとか毎日3つ、良かったこと、嬉しかったことを探しますが。なんの目的で3つ喜びを見つけるのか、どうしてその行動をとるようにはなったのか、最終的に何をみつけられるのか。ここ重要ですっと講師の方が言う、「毎日、3つの喜びを見つけましょう」って発言のメモを書くことに必死になりすぎて、大切な前後の話を疎かにしていませんか。実は3つの喜びでなく1つでもいいし、なんなら見つけられなくてもいい。今日までの自分と意識を変えるために、きっかけになるアドバイスを伝えているわけで。意味を理解していないまま実践しても、変化はゼロじゃないかもしれませんが。あんなにブログ読んでセミナーも行ったのに、なんで何も変わらないんだろう。なんて更なる迷走を始めかねません。

 最初からセミナーの情報を受け取ることは出来ないかもしれませんし、自分に合ったメモの取り方も試行錯誤しないと見つかりません。だってあなたの考えに合わせたオーダーメイド方式だから。セミナーのアドバイスを実践しても三日坊主になる人は、もしかしたらアドバイスの前後関係が分かっていないことと、講師の方が言ったのと同じ変化がないから自分に合わないと勝手に思い込んでしまっている可能性があります。

 講師の側も、たくそんの人に触れて何度もセミナーを開催していて、伝え慣れているとは限りません。本当に自分には合わないアドバイスなこともあるでしょう。それでもやはり、下ばかり向いて、書くことに必死になりすぎている方が多いです。ノートをキレイに取ることが目的になっていて、読んでも授業の中身が入らないのと同じです。

 ならメモを取ることの優先順位はさげて。講師の方が何を伝えようとしているのか、しっかり聞いた方が良くないですか。セミナーが終わった後、忘れそうなことを本当の意味でメモするだけではダメなんでしょうか。

 

 メモの練習方法について、ご興味のある方がいたらブログ記事にしようかな。自分に最適なオーダーメイド方式なので、全員に効果があるのか分からないんですね。