世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

口は目ほどでもないが

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 嘘をついている人は、よく目を見ると分かると言われています。脳の構造の問題で表情やことはを考えるところと、目の操作は別の脳の部分が使われていて、より原始的といいますか制御下にないと言うべきか。網膜に写った映像を反転して不足部分を補う処理と、見るという動作をしていることろは別部署なんですね。

 口の閉じ具合も嘘を見抜くのに便利かもしれない、とふと思いました。バレないように筋肉を緊張状態、簡単なのは笑顔ですね。その状態にしていれば簡単に騙せそうな気もしますが、ドラマなどでスパイ役といいますか。主人公側を不利な状況にするライバル役の役者さんの演技を見ていると、目での芝居はもちろんなんですが口元も面白いことになっているなと。声が震えるとか、上ずるというような分かりやすいものではなくて。口角の動きですね。癖や緊張すると、ひくりと動きますが。騙しているときも、相当な緊張状態。演技というのは全般的に嘘をつき続けているので、結論を出すのが難しいですが。終わったあと、例えば長い台詞の後など、口元をよく観察すると気づくかも。