世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

まだ実物を見るのが大事

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 土曜の皮膚科の帰り、ふらっと寄り道して見かけたコート。カッコよくて試着したんですが、生地が固くて好みのものではありませんでした。着ていくうちに馴染むという生地でもなく、シワになりにくそうなものでした。

 ネットショップだと記生地の質感までは、なかなかイメージ出来なくて素材と写真の光沢感などから判断するしかないですよね。近い未来の買い物では、自分の3Dモデルに試着させて。手持ちの洋服とコーディネートを考えて買い物できるようになると思っているんですが、生地の質感はどうしたら伝わるのかなと考えてみました。

 オーソドックスなのは、USBコートみたいなものにヒラヒラの布がついていて。それが電気を通すことで固さやしっとり感を真似て、触り心地を再現するもの。似たようなパターンで、バラエティ番組の箱型のくじ引きのような装置。そこに手を入れて液体みたいなものを、やはり電気を通して硬さを変えて伝える。

 もしかしたら未来は服は買うものではなくなるかもしれません。流通していないというんでしょうが。アスリートが着るような、体にフィトしたピチピチな服にホログラム加工がされていて。パンツスタイルなのに、見た目はスカートのような事もできそうです。服の概念がないというんでしょうが。土台があればデータでいくらでも変えられるから、ダウンコートを着ていてもホログラム加工で水着にもなれるといえば伝わるかな。

 デザインはアプリのように買う方式になり、実店舗の洋品店というものがない未来もあるかもしれない。実物を着たい人は買ってもいいし、気分ですぐに服を変えたい人はホログラム。となると、朝のメイクもなくなる未来があるのかな。いやでもそうすると、今度は自分の顔がわからなくなって、別の病気になりそうですね。素材が進化して、チクチクしない服や、肌荒れしないコスメが増えたらいいな。