世界を言葉で繋いだら

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オタクでもミニマリストにはなれる ただし種類による

 土曜、日曜に断捨離祭りをしていました。夏物で着るかもと保管していたトップスとワンピースを手放しました。出かける頻度が低いせいもあるでしょうが、着なかったということは好きな服ではないんだろうなってことです。夏が来たときに、新しいものと出会える楽しみが出来ました。

 

 さて、私は今は卒業気味かなっと思っているんですが。まだまだオタクのようです。たまたま見ているアニメの本数が少ないだけで、10月から始まるルパン三世のテレビシリーズ、シーズン6が楽しみです。

 オタクって物が多いイメージがありませんか?ミニマルに過ごせなさそうって思われるんですが、私はかなりこじんまりとしています。

 

 神話関係の本というのは、電子書籍化されているものがほぼありません。といいますか、新刊がでません。もう1つ本があるし、欲しい人もいないからいいよねって感じです。家にあるお気に入り本は、発行年月日が1976年でした。
 よく「本は処分しても、また買えばいい」という話を聞きますが。趣味によっては、絶対ダメです。私の持っている本を学生時代、先生が見せてと言った本もあるので。もしミニマルにしたいなら、よくよく考えてください。

 次に多そうと思わるのはゲームやアニメに関するものでしょうか。ゲームはソフトと本体、プレステ2とかswitchなどの操作するものとがあるので、確かに場所を取ります。
 ネット配信サービスというんでしょうか。プレイステーションストアバーチャルコンソールなどがあります。サービスを利用することで、本体が古いゲームも、最新のswitchで遊べるサービスもあります。ただ、好きなゲームソフトがダウンロードできればの話です。残念ながら、私の好きなゲームは対象外。今でもたまーにプレステ2を稼働させています。
 アニメに関していえば、DVDや設定資料集は買いますが。一番かさばるだろうグッズを買いません。キャラクターの描かれた雑貨にフィギアやぬいぐるみ。
 好きなキャラクターというのはいますが、キャラクター単体というよりストーリーや他のキャラクターとの関係性を含めてです。

 増えるのは本のような、四角い形をしたものです。それも闇雲に増やしているわけではなく、決められた箱に入るだけにしています。殿堂入りしている本は今後、絶対に手放さないものなので。それ以外は一度は見たことがあるだろう、無印良品ポリプロピレンファイルボックスに入るだけ。
 アニメのDVDも手元にあるのは、DVD-BOXですが3作品です。ウテナ王ドロボウJINGガサラキ。趣向がバラバラですね。
 他のものは録画したデータをHDDに入れています。そういう意味で言えば4つかな。まだまだ入りますし、定期的に見ないものはデータを削除しています。

 人によっては増えるだろう服はハンガー30本にかかるだけなので、コートも含めてこの数。メイク用品もB5くらいの箱に収まっています。出かけるときはリップくらいしか持ち歩かない。カバンは3つ。
 ミニマリストってほど厳選された数ではないけど、少ない方じゃないかな。

 私がグッズを買わないのには理由があります。フィギアもぬいぐるみも、どんなものでもいいですが。手にしたそれを平等に、同じように大切にできますか?と自分に問いかけます。
 今はすごく好きだけど、この後あらたな神作品に出合って簡単に冷めてしまう熱じゃないのか。確認してから買います。あとはパスケースやキーチャームなど、使っていて壊れるものを選びます。持って使えて、視界に入ると嬉しい。でもどんなに丁寧に扱っていても、やがて壊れてしまうだろうもの。

 大人は作品の人気を「売上」で見ているのを知っています。なので私が必要と思ったものを買います。

 

 ミニマルというと数のことを考えがちですが、厳選しても人と比べると数の多いものがあります。私の本棚の殿堂入りしている本は30冊です。しかもハードカバーのような大きくて厚いもの。30という数字は大きく見えるかもしれませんが、私にとっては厳選した30なのです。

 自分にとってミニマルという基準が何なのか。それがどれだけ好きで大切なのか。それが分かれば物は増えないのかなっと。消耗品はくたびれるので定期的に見直して、化粧品は期限があるからとどうしても処分するタイミングがやってくる。
 1つ増えたら1つ減らす。ミニマストになるには、なんて本やブログでも見かける言葉ですが。本当に好きでたまらないものを選べるようになれば、数は関係ないと思います。
 経済学では、着ない服というのは資産価値がゼロの状態ですが。見るだけで楽しくなる服なら、着なくても良いですよね。着ないし、見ても行きたい場所が浮かばない服は、資産価値がゼロでしょうから処分が必要かもしれません。

 持ち物は定期的に見直すと、自分が今、何が大切なのか。好きの傾向が変わってきているのかが分かって面白いです。