読書『多動力』
今回は、本の感想を書きたいと思います。内容や、ポイントなどはレビューや、他のブログでも読めると思うので。私が感じたことを書いていきます。
今回の本は、こちら。
堀江さんの本、初読です。
くれはの思う、読むべき人は
・好きな事をしろと言うけど、これじゃあな…と思っている
・目に見える物以外もミニマルにしたい
・これから後輩や部下など、指示する立場になる
それでは感想に参ります。
堀江さんはミニマリスト
本書の内容に掛ってきますが、堀江さん自身『言っていることは変わらない』と書かれているので、触れますが。
興味のあることに全力を注いで、飽きたら次の興味にまた全力を注ぐ。これが本書の根幹で、堀江さんの基礎です。つまり自分の好きなものだけ、というミニマリストなんです。
物や情報が多くて、自分では管理しきれない。どれが必要で、何がいらないか分からない。そんな症状のお薬が、断捨離やミニマリストです。
手元にあるものを、管理できる状態に。また、どうせ管理するなら、好きなものだけにしよう。これが私の理解しているミニマリストの定義。
物だけじゃなくて、他もミニマルに
今までの生活でついた習慣や、固定概念をすぐに変えるのは難しいです。物を捨てるのは、人間の感覚の8割を占める視覚情報から、それが異常でないと取り入れていくのだと思います。
見慣れれば、当たり前になり。家や持ち物など、自分と密接な場所にお手本を作り、意識をスライドさせていく。ミニマリストの方が、所有物から始まり、徐々に生活習慣や食事、道具など。ミニマルにするものが増えていきます。
堀江さんは所有物からではなく、仕事から行動を伴い、その意識を変える手段を本書で書かれていると。私は理解しました。
+αはどこにあるか分からない
皆さん、特許ってご存知ですよね。新しく発明したものを、「私が作りました」と証明できる財産のことです。特許には大きく2つの種類があります。
1.今までいない新しいものを発明したとき
2.すでに特許になっているものに、別の要素をつけて新しいものにしたときです。
例えれば、鉛筆を発明した(1)。その鉛筆の後ろに消しゴムを付け、より便利で新しいものを作った(2)。
関連性のないものでも、好きなら追求して楽しんでしまえとあります。
誰にでも経験のあることですが、好きなら何時間でもやり続けられますし、調べもします。理解しようとするし、練習もする。
例えの鉛筆のように、近似性がなくても、発明は生まれます。毎日使っているサランラップ。あれが生まれた経緯をご存知でしょうか?元々は軍用品なのです。戦場で弾薬や火薬が湿気ないよう、保護するフィルムでした。
戦場と、キッチンなんて全く結びつかないものが、今もこうして当たり前に、便利に使われています。どれが何と繋がって、誰に喜ばれるか。たくさんの楽しみが埋まっています。
自分でなくてもいいことは、しない
私は極力、残業をしません。忙しいと多少は残りますけど。
なんで残業があると思いますか?そうですね、締切までに仕事が終わらないからですよね。ではなぜ、そうなるのでしょう?
一概に言えないことは重々、肌味で感じていますが。会社に管理能力がないからです。
この仕事をするには、4人必要だ。でも3人しかいないので、1人あたり1.3倍働いてくれ。となりますよね。でもこれは、本当はおかしいことなのです。
もう1人雇う。仕事の内容を見直し3人で出来るよう業務内容を見直す。というのが真っ当でしょうか。利益と生産性を管理するのが会社や上司の役目です。
やらなくていい事をしない、というのは自分で生産性を維持するために、しないという選択をわざわざすることです。ここだけ見ると、わがままなんじゃと思う方もいると思いますが。
作業を分担するのでなく、作業を押し付けられている、と言い換えられませんか。
私は自分のパフォーマンスを下げたくないので、仕事をお断りはしませんが(ペーペーだから出来ない)、気持の面で、いつも同じを心がけています。
メンタルだけでも、平均化すると。仕事いっぱいいっぱいで慌てても、優先順位をつけられるし、ミスの発生も無闇に増やさない、ちょっとのゆとりが確保されています。
読んですぐの、新鮮な感想を書いておくと。再読したとき、見比べられそうですね。