世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

変化の記録 仕事2

 個別セッションを募集しているので、具体的に変化を記録しています。

sena-kureha.hatenablog.com

 仕事がどう変わったのかを記事にしたんですが、あくまで行動。結果が知りたいですよね。こういうものって、やり方は書かれていても実際にどうなったのか書かれていないものが多い。なので今日はそこを。

仕事を断ってどうなったのか

 結論から言うと、良好です。得意なことが分かってもらえたので、私の所に来る仕事は得意あるいは、複雑だけど邪魔されないで出来るものになりました。

 例えば、少し制度改革の絡みで作る書類が変わるんですが。私には変更点の書かれてパンフレットが渡されました。通常は、管理者である上司しか読まないものです。説明書や組み立て図などが好きな私は、必要そうな部分を抜粋。さらに間違えそうな部分をシミュレーションします。部分的に載っている、作成見本もスキャンしてマニュアルのひな型に。

 その後、実際の作業ベースの社内マニュアルを作るんですが。上司が作ったものを、私が修正します。例えばですが、人って「〇〇しないでください」と書くと、〇〇が頭に入ってしまう構造です。否定文が入らないって聞いたこと、ありませんか?
 なので「××してください」としか書きません。触ってほしくない箇所には何も説明を書きません。それとフローチャートを作りました。AをしてBをする。けどここで△△ならC、〇〇ならFというように。
 順を追って指示通りにすればいいタイプと、全体像を知ってから走りたいタイプがいるからです。私は全体像が知りたいので、先にこうして、ああすると、こんな書類が出来ますと書いています。
 それと必要な資料を後出しにせず、先に全部書いています。必ず必要な書類の他に、例外的に必要な場合があるので。重要度を3段階に分けて記載するようにしています。きっと1000人規模の大きな会社なら当たり前のことでも、100人くらいの会社だと、こういう細かいルールが決まっていません。先に準備しておくと、仕事の流れを止めずに作業できるので覚えてくれやすそうと思ったからです。

 私はこういう文章を読んで理解し、図にするのが好きなタイプですが。他にも得意なことって人それぞれあると思います。転職すると周りの人が変わるので、得意なことが新たに見つかることもあります。私はこういった作業を今は楽しくしていますが、以前いた会社はルールを変えるのが嫌で、改善をよく思わない会社でした。そういうところでは全然プラスにならないですよね。

 得意までいかなくても、人よりストレスを感じないというのも武器です。ぜひ周りの様子を見ながら、自分がやりやすい仕事を増やしてほしいです。

給料が上がった

 そんな地道な作業のお陰が、時給がアップしました。私の会社は年に1度、4月のタイミングで勤務1年以上の従業員を対象に給与の改定が行われます。基本的には勤務年数に応じて、給料が上がります。私は9月に入社したので、7か月しか働いていませんでしたが時給がアップしました。指導してくれた先輩と、上司にこっそりお礼を言うと、上司に呼び出されました。なんだろうと思っていたら、「頑張ってくれて、ありがとう」とクッキーをたくさん頂きました。ちゃんと人は見ているんですね。

 昼休みの雑談に参加しなくても、仕事でコミュニケーションは取れます。きちんと挨拶して、お礼をします。嬉しいときは50パーセント増しで笑顔にしてください。意外と顔って動かないんですよ。私も写真を撮るときに痛感します。撮るよと予告があってあの顔ってことは、普段はもっと外側に出ていないってことですよね。

好きなものは言う

 たまにキャンペーンなどで、商品のバーコードを集めて応募ってものありますよね。好きなアニメやゲームとコラボしているときは、積極的に言います。そうすると、シールが集まってきます。あとはランダムで入っているカードが欲しいけど、お菓子はそこまで入らない。なので休憩室に持ってきてもいいか、なんてことも聞きました。休憩室がウエハースがいっぱいだったのは、私が犯人です。
 あと以前いた会社で、パソコンのデスクトップ画面をガンダムユニコーンにしていたら。別部署の話したこともない偉い人と雑談する仲になりました。もちろん仕事は真面目にしていますよ。ただチラッとでも見えると癒しじゃないですか。あとは攻殻機動隊タチコマのフィギアとかも飾っていたら、やっぱり知らない部署の人と話してました。後から聞いたら、管理部門の偉い人でした。

まとめ

 別部署の人と仲良くなるのは、狙ったものではありませんでしたが。得意なことは少し言いふらした方がお得って体験でした。だって時給あがりました、規定範囲外だったのにです。
 社員だとしても賞与や手当というものがあって、資格があればということも明記されているでしょう。それは資格があると分かりやすいからで、同じことが業務上で行われていれば、全額ではなくても少し上乗せされそうな気がしませんか?

 自分の仕事上での価値を上げるんです。ピカソ、みなさん知っていますよね?あの画家は自分の新作を複数の画商を集めてプレゼンして、一番高く買い取ってくれるところに売るということをしていました。つまり価格が上がるように仕組んでいるわけです。

 会社だと画商が先輩や上司になります。決定権を持つ人と直接関わらなくても、評価するひとが査定しやすいようにアピールポイントがあるのは良いことですよね。だからといって振られた仕事をなんでもやるのは、ちょっと待ってくださいね。それではただの便利な人で、レア度が上がるわけではありません。どこか1つ、ちょっとキラッとされることが出来ればいいんです。好きな仕事なら調べるのも、覚えて作業して、誰かに指導するのもそこまでストレスかかりません。

 

 他にも思い出したら書きますね。