世界を言葉で繋いだら

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精神の美

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 クレマチス花言葉、いくつかありますが英語でもタイトルと同じく「精神の美」です。他にも旅人の喜び、策略などもあるようです。

 精神の美、さて、どんなものでしょう?見えない精神というもの、更にその美。精神というのは気持ち、心なのか。それとも、その人の持っている固有の考えや精神論、もっというと哲学、ポリシーのようなものなのか。だとすると、美ってどんなものでしょう。

 美、これを美しさとすると普遍性と流動性の反対の意味合いを含んでいます。なんてアイロニー。例えば古代に造られたピラミッド、綺麗な四角錐で美しいですよね。普遍性の一例です。反対に、美人の定義って文化や時代によって変わります。流行りの顔がその時代ごと、各文化圏であるんです。

 

 そんなに複雑なことを考えず、私の思う「精神の美」は、「素直に涙できる人」ですね。

 感情を抑えることも、出すことも必要で。その匙加減やタイミングは、未だに掴めていない私ですが。自分の苦しいとき、嬉しいとき、哀しいときに自分のために素直に涙、泣くことのできる人は。自分の弱さと強さ、感じているものに対して起こる反応、心の変化に素直だと思うのです。私もその辺りのことが、まだ感覚的に鈍いし、人に弱みを見せられないのですが。自分には弱さを見せてもいいんです。ずっと隠して弱くないふりをしていると、頼りたい人にお願いもできなくなる。ずっと人に頼られることで自分を守るのもいいですが、人はやがて成長します。自分を頼っていた人も、頼ることなく生きていくことも。自分のできることが、これ以上引き出せず誰かを助けられることができなくなることも。優しい世界にするには、自分の周りに優しくするのは大切ですが。大切にしたい人を選ぶ場面も出てきます。そこに自分を含めることを、つい忘れてしまうんですよね。

 

 このところブログには、アドバイスに従って「自分の考えていること」を意識して書いています。意味のわからないこと、急に説教じみたことを書くこともあると思いますが。言葉の練習とお持って、お付き合い頂けたらと思います。