質量保存の法則
冷蔵庫に入っては、いけません。
人って何かを保存しようとして、昔なら石版やパピルス、それからフロッピーディスクに始まりHDDにクラウドメモリと、どうにか劣化しないように保存していますか。他にも乾燥させる、冷蔵庫に入れる、冷凍させるなどですね。
人って記憶を改ざんするし、忘れるし、保存の苦手な生き物です。AIには出来ないし優れた「考えない」が出来るとも言えます。高性能の人工知能が出来れば、シュミレーションした際の成功率30%未満は演算から外すというような、条件をつけますが人は面倒なことは好き好んで考えません。
この頃のAIはサボりを覚えたらしく、面倒なことはやらないとか。面倒というのが彼らに取って、どんな判断基準なのか非常に気になります。計算時間と熱疲労に見合わない血管だとして、どこから見合わないの水準になるのか。それとも人のやっていることを真似ているなら、人が匙を投げるタイミングを集積して学んでいるのだとしたら、とても可愛いです。
人は可能性や期待、好奇心など成功率が低くても行動に移す欠点とも呼べる美点があります。AIがそれを学習したら、人が何を機微として感じているのか知ることが出来たなら。無意識という複雑な領域と、場の雰囲気というものの答えが出るのでは?そう思うとワクワクします。