世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

円の面積は出せなくても、大丈夫

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 算数でも躓いてるくらいの私ですが、図形を描く授業は好きでした。その頃買ったコンパスは現役です。幾何学模様が好きなので、線だけで、円だけで、どれだけ世界が広がるのか考えるのが好きでしたし、今もそうですね。

 円のすごいところは、接点があれば同じ大きさの図を離れたところにコピーできるところ。あとは直線の中心を簡単に出せますよね。多分ですが頭の中で、こんな図を描けばいいんじゃないかというイメージができるかどうか、ここが図形が好きになるかの最初の分かれ道になると思います。数学的思考って俗に呼ばれるのは、この頭の中で架空実験、シュミレーションすることですよね。あとは数値の暴力と言うなの、統計。でもこれって正反対。

 今までのやり方で出来ないことは新しいやり方を考える必要があるのに、実績のある統計が邪魔です。新しい方法を探すには、すでにある試されたものを知らないといけない。ここは繋がっているのに、こと会議やら決め事になると両者は離れていく。成功する確率が低いものは、イコール失敗ではなくて。条件を変えて確率を上げる、低くなる要因を探すことで新しいやり方になるかもしれない。出来るまでやるのも成功するための1つの方法。ただ何回実験出来るのかが人によってマチマチ。

 数字を読むっていうのが、憶測から推測。もし実際にやってみたとして、出てきた結果に近いものをイメージすることが誰でも好きになれば、長い会議も無駄な根回しも必要なくなるのかな。