世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

光ひとすじ

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 たまに光っているひとを見ます。いや頭頂部や装飾品の話ではないですよ。

 人に限ったことではないですが、自分にとって魅力的な人が光って見えるいうことです。私の場合、一番多いのは本。本屋に平積みならまだイメージしやすいと思いますが、棚にしまわれている背表紙だけの本でも「これだ」と思うのです。科学技術の本、旅行雑誌など読まない本でも買います。そう中身を確認せずに買います。一種のギャンブルですが、楽しいので止められません。

 似合うか分からないけど試着してみたら、お?いけてる?となる感覚に近いのかもしれません。服もそうですね。お店の全体をすっと見て、買いたい!と思えば店内に入り、服を見ます。たまに駅ビルのような、遠くからでは商品というかお店そのものが見えなくても、吸い寄せられるように足を運ぶことも。

 最急ですとセミナーを受けるか、どうか。普通はその方の本やブログを見て参加を決めるんでしょうが。なんか気になるセミナータイトルのときは日付を確認し、大まかな説明だけで決めることもあります。慎重に相性を見て、複数回あるセミナーなどは吟味しますが。初回のときは、思いつきのようにふらっと参加しています。金額もそれ程ではないですからね。

 実は随分前、それこそ幼稚園に入る前から虫の知らせのようなものに何度も助けられているので。バタフライエフェクトでも、セレンディピティでも呼び方はどうでもいいですが「これだ」を大切にしています。根拠のないことは、「根拠がない」が答えだと私は定義しています。この辺のことは哲学では「形而上学(けいしじょうがく)」と呼ばれる分野の一部となっています。私の好きなハイデガーも少し絡みますし、神話好きな私には合っています。