世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

考えるのもいいけれど

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 考えることは好きですが、人のテンポは気にしない生活をしているので、仕事を教えるときにベストな言い方について考えることがあります。しかも今、仕事は在宅。画面共有の仕方とかが分からない方向けに説明することもあって、同じ画面を操作しながら音声だけで伝えています。

 よく、○○のことを考えないでくださいというと、○○のことを考えてしまうという。面白い現象があります。人は否定される文脈であって意味がわかっていても、脳の認知を逆にするのが難しいってやつですね。見ちゃダメと言われると見たくなる、鶴の恩返しのような状態といえばいいんでしょうか。私は見るなの部屋が好きですし、神話には必ずある話で古事記にもタブーの話はあります。

 説明するときに参考にしているので、「○○は触らない」とは言わずに「□□を操作します。○○は一度やってみてうまく行かないときに操作します」のように肯定分にするように注意しています。

 どの新聞たネット記事か忘れてしまったのですが、野球で監督が「低めはアウトになることが多いから狙うな」と言ったのに、低いボールがくるとバットを振ってしまうというような内容で。その監督は考えた結果「高めを打て」に支持を変えたそうです。考えることが減るとプレーに集中できるから、確かにって感じですよね。