世界を言葉で繋いだら

毎日にイラストを添えて

そんなこと忘れてる

 今日はラグジュアリーマインド、グループレッスン2期の最終回でした。

 

 4か月間のことを振り返ると、そういえば悩んでいたかも。そんなことが多くなります。人間は習慣の生き物で、得手不得手はありますけど3日もすると当たり前になることが多いです。引っ越しや、通勤通学の場所が変わっても3回、しかも連続してだとなれますよね。だから、考えていたことなんて忘れちゃうんですよ。

 今だと携帯スマホが当たり前で電話番号なんて自分のスマホと、あとは家や親のものくらいしか覚えていないんじゃないでしょうか。昔、携帯がなかった頃は友達の家の番号とかも含めて、5件くらいは少なくとも覚えていた気がします。そんなもんですよね。当たり前が変わってしまって、前のことを忘れる。


 私も今思えば、そんなにたいしてことない悩みで時間と気力を使っていたんだろうな。人に嫌われるのはどうでもいいんですが、自分が好きな相手からは嫌われたくないなんて思っていました。でも好きなのは私の勝手だし、嫌われるのは向こうの勝手。

 勉強みたいに、時間を設けて自分でコントロールできるものの少なさに嘆いていたのが、もはや懐かしい。


 人はひんなに他人のことを見ていないし、自分が相手の気持ちや考えをコントロールできるはずなんてないんですけど。思い通りに行かないなら、アプローチを変えればいいですし。成功させないと死ぬような一大事でもないし。なにをそんなに、って感じです。
 年齢とともに経験や、本や人からの話で学ぶ機会もあるでしょうが。そんな年を重ねるなんて、悠長に待たずに。好きなことが好きな時にできるように、していたほうが身軽です。

 ラグジュアリーというのは、辞書だと贅沢、高級品という意味です。値段がとか、見た目が金銀ピカピカなことがラグジュアリーだと思うでしょうし、多くはそうです。でも、それだけが高級って意味でしょうか。贅沢って都心の高いレストランでする食事だけでしょうか。

 この4か月の講座は、人生を贅沢に過ごすためのものです。贅沢の考えは人によって少しずつ違っていて。自然の中でのんびり暮らしたい人、たくさんの人に囲まれて社交的に過ごしたい人、大好きな家族やペットと毎日笑顔で過ごしたい人。私のように家が図書館だったらと思うのが贅沢な人もいます。
 自分の好き、大事にしているものは何か。どうしたら、それと接する時間も気持ちも心も、必要ならお金も、どうやって増やしていくのか。そんな講座です。

 世界中で翻訳されている「星の王子様」の有名な文章。

心で見なければものごとはよく見えないってこと。 大切なことは目に見えないんだよ。

 色んな国で、どんな年齢でも大切なことだと分かるから。一度は聞いたことがあるんだと思います。